- 1 2024年大谷選手も驚いた!?59回目の盗塁。バーンズ捕手とのダブルスチールの真実
- 2 ワールドシリーズ終了後、バーンズ選手が明かした真相
- 3 オースティン・バーンズ選手とは
2024年大谷選手も驚いた!?59回目の盗塁。バーンズ捕手とのダブルスチールの真実
今シーズン、バッターに専念の大谷翔平選手の活躍は、多くのファンやMLB関係者も想像をしていなかったMLB達成者なしの50-50という記録で世界中の野球ファンを驚かせました。さらに、シーズン59回の盗塁は日本人MLBプレーヤーでトップのイチロー選手の記録(シーズン56盗塁)を越えた事も日本で話題となりました。そして、この59回目の盗塁は、バーンズ捕手が2塁(大谷選手の前)にいたため、誰もが予期していなかったダブルスチールという驚きのプレーで話題となっています。この場面がどれほど驚きのプレーだったのか、大谷選手とバーンズ選手が見せた、楽しくも面白いコントの様なダブルスチールについて、この記事で詳しく解説していきます。
珍事!59盗塁の打ち合わせ!?
大谷選手が59回目の盗塁を成功させたのは、シーズン最後の試合。8回の表ででした。この日3冠王が期待されていた大谷選手は、3打席でヒットが出ていなかったため、この打席以降打てたとしても3冠王は取れないことがわかっていました。しかしホームランや盗塁をこの打席で期待していたファンも多くいました。この時、チームは8回でクリステーラー選手が同点のホームランを放ち1-1。9番のバーンズ選手がヒットで1塁に出塁していて緊張感あふれる打席でした。ピッチャーは1球目2球目と100マイルの剛速球。消化試合とは言え大谷選手に気合の投球です。3球目、99.3マイルの速球をライトへヒット、大谷選手は1塁へ、1塁にいたバーンズ選手は2塁へ。
ここで投手クローザー(ハルボーセン投手)に交代。この時、大谷選手が2塁にいるバーンズ選手に向けて大きくジェスチャーをすることで珍事が起きます!
動画:大谷選手「盗塁して!」のジェスチャー!?
ジェスチャーの真実
「大谷選手がバーンズ選手にバレバレの3塁への盗塁を指示している!」
多くのメディアやYouTube、TikTokやXなどでは、「畜谷!」「骨折明けの先輩を煽る」「悪ガキ」等、面白おかしく話題となっていおり、この時のジェスチャーにたいしてファンやメディア等で3つの説がありご紹介します。

その1:大谷選手「悪ガキ」出ちゃった説
日本の多くのファンには知られていますが、大谷選手は仲の良い先輩たちに色々ないたずらをすることが有名です。そのため大谷選手はファンから「悪ガキ」と呼ばれています。MLBでも容赦なく先輩に対して「盗塁しろ!」とジェスチャーしたのでは?と言う説があります。
その2:バーンズ選手の勘違いが59盗塁を成功させた説
ジェスチャーをバーンズ選手が「走れ!3塁へ盗塁して!」と盗塁を指示されたと勘違いして盗塁した。多くのファンが盗塁の指示していると見えた人も多くいるように、バーンズ選手も勘違いをしたのでは?と言う説。
その3:バーンズ選手はジェスチャーを理解していた説
試合後のバーンズ選手のインタビューで「自分の判断で盗塁した」と言っているように、大谷選手のジェスチャー「さっき何で3塁までいかなかった?次は走って!」というジェスチャーに対して「言ったな!3塁に行けばいいんだろ!」と盗塁をした。と言う説。
複数の動画を確認した考察と球場観戦ファンからのコメント
球場にいたファンからはライトのヒットで3塁へ走塁できたはずなのに、バーンズ選手が2塁で止まってしまったこと。ピッチャー交代の準備の時、大谷選手はダグアウトに行く前「何で3塁行かなかった?」と言うようなジェスチャーをしていたこと。その後一塁に戻った時に同様のジェスチャー(腕を大きく回してホームに行けというような動作)から「次打ったらホームまで行って!」と言うジェスチャーだったと言うのが正しそうです。また、”その3”にあるように、3塁に盗塁したバーンズがドヤ顔しているところを見ると、言われていることはわかっていて、「これで文句ないだろ!」と言う感じで盗塁をしたのではないでしょうか?
3盗を決めた時の大谷選手の驚く顔と笑い、その後「ワーオ…」と言っている映像からこの説が一番有力?

59盗塁達成の瞬間!バーンズ捕手とのダブルスチール
相手投手は2塁にバーンズ選手がいたことから、大谷選手のスチールはもちろん、ダブルスチールは全く頭になかったようで無警戒でした。キャッチャーは直ぐに反応し送球しましたが、3塁手はボールを落としセーフとなり実況もビックリの大谷選手59盗塁目の達成となりました。バーンズ捕手との見事なダブルスチールに両選手の絶妙なコンビネーション?が際立つ瞬間でした。

この盗塁は単なる大谷選手の記録更新ではなく、今シーズン盗塁を2回しかしていなかった骨折明けバーンズ選手の思い切った盗塁と、バーンズ選手に盗塁をしようと思わせた、勝ちにこだわる大谷選手の強い思いが起こしたジェスチャーが、その後の得点に繋がりその得点が勝利につながったプレーです。
このダブルスチールにより、交代したばかりのクローザー(ハルボーセン投手)は完全に調子を崩し、その後のボークへと繋がり1得点追加で逆転、最終戦を勝利で終えることが出来ました。
動画:MLB公式もYouTubeショートで動画UP!
テオスカ・ヘルナンデス選手にも盗塁を指示していた!
ロサンゼルス在住の「大谷翔平推し⭐︎ひろりん」チャンネルさんが面白い動画をアップしてくれています!
動画:テオにダグアウトから盗塁指示する大谷さん
海外の反応
「翔平:ダブルスチールの超極秘サインを出す。」
「バーンズが今年3回になったことを祝福したいと思います。」
「つまり、右利きの捕手を持つ左打者に対して、時速160マイルの外球で三塁盗塁を決めたバーンズ選手に感謝の意を表したい。」
「それはドジャースの伝説の一部になるだろう、バーンズがオオタニからの仲間の圧力のためにSBを目指した瞬間。」
「彼はただの野球好きです。」
「やあ、彼は面白いですね。」
「あの子が野球をするのを見るのが大好きです。」
「時速160マイルの投球もあった、三塁への盗塁は簡単ではない。」
「確かに私は彼の表情が大好きです。」
「ダブルスチールの結果、ドジャースが勝利した。 頑張れバーンズ。」
「オオタニの熱量を感じるバーンズ…」
「大谷: 邪魔しないでください」
「彼はそのジョークを笑っていたが、バーンズが実際に走ったことにはかなり驚いていた(笑)。」
「翔平は野球が大好きな10歳の子供のようです(笑)とても楽しいです。」
「最も面白いのは、大谷がただ彼をからかっていただけだと確信していることです。まさか今年最後の試合で彼が3つ目の盗塁成功させるとは思わなかった。」
「いや、、、、それが野球の楽しみ方だよ、、」
「54 / 59 クラブ」
「コーチの翔さん。」
「笑、それはすごいですね!」
「悪魔的な。」
「これでバーンズさんは少し自信を持てるようになりました。」
「彼の合図の仕方も大好き。」
「(笑)そこに立っているときの彼の表情の強さが大好きです」
「彼は冗談を言っただけで、バーンズは本気にしたんだ。」
「大谷はバーンズを二塁に置いて二盗を試みる。彼はバーンズに3塁に盗塁するように頼んでいる。結果を出した後の彼の笑顔は、とても微笑ましい。」
「これを孫たちに自慢するのが待ちきれません。」
「何百回も見たいようなクレイジーさ。 その反応はとてもかわいいです…バーンズのビデオ反応が見たいです。」
「私はこの子のことが好きです。」
「翔平は最後に「彼は本当に盗塁した、冗談だった」と思って笑いました。」
「今年のオオタニにとっての最大の変化は、彼がより楽しんでいるように見え、フィールド上で感情を表現するという点でよりオープンに見えることだと思う。」
「子供の頃のように野球を楽しんでいます。」
「大谷はとても上手なので、他の選手にプレイ方法を教えています。実は彼はマネージャーとしての能力も優れています。」
「この男には何ができないのか。」
「この男をアナハイムから逃がしたのは極悪非道だった。」
「盗みの秘密のサイン…彼はとても好感の持てる男で、とても素晴らしいよ!」
「笑いを誘う翔平の指示。」
「大谷がやったように、自分の好きなことをやればベストになれる。」
「サインをまったく隠さないところが気に入っています。」
「捕手、投手、三塁手、二塁手、全員が盗塁が来ることを見て知っていた。」
「球界最高のバックアップ・キャッチャーだ。」
「テッド・ウィリアムスでもケン・グリフィー・ジュニアでもなく、大谷翔平、武士道のような激しさ。」
「大谷が一塁後ろにいるときは全力を尽くしたほうがいい。」
「大谷は最高だ。彼が長くいてくれて本当に幸運だ。頑張れドジャース!」
「翔はチームメイトを後押しする。」
「「大谷はMLB史上最高の選手か? イエス」にはかなりの論拠がある。私は手話が好きだ。」
「彼は最後、耳元で笑わないように必死で、私はそれが大好きだ!」
「右中間へのヒットでバーンズに2塁で止まらず、1塁から3塁まで走るように要求した。」
「翔平の勝ちへの執念がこれを生んだ。」
「この男が今後10年間、野球のダイヤモンドの上でリーグと世界を祝福してくれることを願っている。青少年にとって素晴らしいお手本だ。彼はフィールドでとても楽しんでいる。スターダムと名声があっても、彼はそれをうまく処理している。」
「10回は見たに違いない。」
「バーンズが最速の捕手の一人であることが救いだ。」
「翔平はサードへ送球されることを知っていた。盗塁のためなら、味方を犠牲にすることも厭わない。私なら同じことをするだろう。」
「選手兼監督!!」
「バーンズは来シーズンから盗塁を始める。」
「野球をよく見ていなくてすみません。ピッチャーは何盗塁したんですか?」
「オースティン、60盗塁したいです、行きましょう。」
「彼は初の60-60選手となり、20勝とサイ・ヤング賞を獲得するかもしれない。」
「万能のスチールサイン!」
「翔平はバーンズを使って59回目を挙げた。」
「ダブルスチールしてくれてありがとう。ドジャースに勝利をもたらした。」
「すごい、二塁盗塁の超秘密信号?誰が知っていましたか?」
「翔平に盗塁を頼まれてもノーとは言えない!」
「野球史上最も賢いプレー。みんなに知らせてください!!!」
「実際に勝利を収めている組織にいると、彼が感情を表に出すのがよくわかります。」
「キャッチャーはとても速かったが、それでもアウトを取れなかった。」
「彼はスタッツシートにもう一つ盗塁を記録するためだけにそれをした、それが他の選手をアウトにするリスクがあることを知っていた。」
「ロッキーズはこれから何が起こるかを告げられているが、まだ正確に理解することができない。」
「彼は邪魔だから逃げるように言った。」
「彼はまた、送球なしで59個目の盗塁を達成するために、チームメイトを気晴らしとして利用しただけだと気づいて笑っていました…」
「超一流の秘密のサイン、誰も気付かないことを祈ります。」
ワールドシリーズ終了後、バーンズ選手が明かした真相
ワールドシリーズ終了後、バーンズ選手は、NumberWebの取材にこのダブルスチールの真相を明かしました。
あれはオオタニがテオスカーを気遣ったんだ
「次の次の打者にテオスカー・ヘルナンデスが控えていた。テオがその時、ちょうど99打点だったんだよ。だから(大谷は)テオが100打点に届くように、私に三塁まで行ってほしい、と伝えたかったんだと思う。ベンチにいる時間が長いから、(DHの)ショウヘイと話すことも多いよ。今思ってるのは、ピッチング練習もしている彼に、いつかこう言いたいんだよ。『50-50を決めたし、もうピッチャーはやめてもいいんじゃないか?』って。そうすれば彼の困惑する顔が見られると思って(笑)。もちろん冗談だけど」
2024/11/02NumberWebより
バーンズ捕手の気になる今後は…
バーンズ捕手とのダブルスチールによる大谷翔平選手の59盗塁成功は、ファンも解説者もチームメイトもやコーチも誰も予想できなかった奇跡の盗塁でした。この瞬間が、2024年シーズンにおける大谷選手とバーンズ捕手との大きなハイライトとなりました。バーンズ捕手は今期FAとなる予定ですが、大谷選手とバッテリーを組むことが出来るのか、今後も彼の動向から目が離せませんね。
オースティン・バーンズ選手とは
本名:オースティン・スコット・バーンズ
1989年12月28日生まれ、カリフォルニア州リバーサイド
2011年の1年目選手ドラフトで9巡目 フロリダ マーリンズに指名
2015年5月24日デビュー
ワールドベースボールクラシックでメキシコ代表の一員として出場
妻ニコール、息子ロイスとともにリバーサイド在住
参考:MLB.com